日射調整フィルムは透明感があり、採光を確保しつつ日射しの熱さを遮ります。
建物の構造のうち、もっとも熱の出入りが大きい場所は窓です。窓から入る直射日光や照り返し、部屋の奥まで差し込む西日などにより室温が上昇します。
日照調整フィルムは、窓ガラス開口部から入る日射のうち、室温を上昇させる熱線(赤外線)を最大90%カット。特に室内の中心部分8~12℃も高くなるペリメータ(窓際)ゾーンに有効です。冷房効率がアップするので省エネに効果的です。また、有害な紫外線を99%以上カット。人や家具、調度類も安心です。薄く平滑で透明感のあるフィルムなので、ガラス窓の解放感を損なわず、カーテンやブラインドのように外が見えなくなったり室内が暗くなったりしません。透視性を保ったまま採光量を低減できるので照度ムラを改善できます。電磁波を低減する電磁波シールド機能を発揮するフィルムもあります。
<目的・効果>
暑さ対策・省エネルギー対策・眩しさ対策・UVカット
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■窓際の温度変化
条件
時期:夏季快晴/場所:東京/
方位:西/ガラス:6mm透明/
測定:自記記録計(窓際30cm) |
太陽光の明るさは取り入れ、
日射熱は大幅にカットします。 |
太陽の位置が低く、窓一杯に日が当たる西日や朝日には特に効果的です。 |
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■ 空調コストを低減
室内に侵入する熱の半分以上がガラス開口部からです。侵入する日射のうち、室温を上昇させる熱線を効果的にカットして、冷房効果を大きく改善します。
■ ペリメーターゾーンの快適性向上
直接日光の入る窓際は、室内の中心部分より8~12℃も温度が高くなります。スコッチティントは日射熱をカットすることにより窓際の温度を低減し、窓際の快適性を向上させます。
■ 採光を調整、照度ムラ改善
強い日射は室内に照度ムラを起こし、目を疲れ易くします。しかし、窓をカーテンやブラインドで塞いでしまっては、ガラスの透視性や開放感が損なわれてしまいます。日照調整フィルムなら、透視性を保ちながら採光量を低減し、ムラを改善できます。
■ ガラス飛散防止効果
万一の地震や災害の際に、割れたガラスの飛び散りを低減し、安全性を向上させます。
■ 日中の目隠し効果
日中は室内からは外を見通せるのに、屋外からは室内が見えにくくなります。
■ UVカット/褪色防止
紫外線(UV)を99%以上カットしますので商品や家具などの褪色を抑止します。